いま,CNNの勉強をしているので、これから備忘録として残していこうと思います。
今回は、ニューラルネットワークとディープラーニングについてまとめようと思います。
1. ニューラルネットワークとは?
ニューラルネットワーク(Neural Network, NN)とは,人間の脳の仕組みを模倣したネットワーク構造のこと.
人間の脳は神経細胞(ニューロン)の巨大なネットワークでできており,下の図のような構造になっているらしい.
(https://qiita.com/nishiy-k/items/1e795f92a99422d4ba7b)
図の橙色の部分が細胞体部という部分で,ニューロンの本体にあたります.
樹状突起はニューロンの入力端子にあたる部分で,シナプスを通して他のニューロンの信号(=情報)を受け取ります.
軸索はニューロンの出力端子にあたる部分で,末端は枝分かれになって他のニューロンの樹状突起と結合しています.
この結合部分をシナプスといい,各シナプスごとにニューロンの信号の伝達効率がそれぞれ異なります.
ニューラルネットワークでは,この細胞体部のことをノード,伝達効率のことを重みと言い,重みを学習によって最適化させていきます.
そして,これをモデル化したものをパーセプトロンと言います.
2. ディープラーニングとは?
ディープラーニングは,ニューラルネットワークの中間層を何層も深く(ディープに)したものです.
まずは先ほど出てきたパーセプトロンについてです.
2.1 単純パーセプトロン
パーセプトロンの基本単位が単純パーセプトロンです.
詳細は以下のURLにとても分かりやすく書かれています.
http://hokuts.com/2015/11/25/ml2_perceptron/
2.2 多層パーセプトロン
多層パーセプトロンは,単純パーセプトロンを複数つなげたものです.
つまり,この多層パーセプトロンがニューラルネットワークにあたります.
単純パーセプトロンでは解決できない(線形識別不可能な)問題でも,多層パーセプトロンなら解決することができます.
この詳細についても,以下のURLがとても分かりやすいです.
http://hokuts.com/2015/12/04/ml3-mlp/
ディープラーニングは,この多層パーセプトロンの中間層を何層も深く(ディープに)したものです.
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[…] (DNNについては前回書いたので,こちらの記事を参照してください.) […]